または私は如何にして心配するのを止めて兵器を愛するようになったか
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大池遊園駅前後の区間で撮影した写真です。
大池遊園駅から貴志駅方面へと少し歩いた所にある水田で撮影。 (左)南海標準塗装の電車がやってきた。 「ローカル私鉄」に分類される和歌山電鐵だが、写真のように沿線には宅地化されている箇所も散見されるので、利用者開拓の余地は大きいかもしれない。 (中)いちご電車がやってきた (右)田植えを終えた水田に電車が写る 今度は和歌山駅方面へ山東駅まで徒歩移動しつつ撮影してみる。 (左)大池遊園の池にかかる鉄橋は、貴志川線でポピュラーな撮影場所の一つ。 (中)たま電車がやってきた (右)橋の側に寄って撮影する事もできる 山東-大池遊園間は「プチ山岳区間」の様相。 この区間を行く2270系の姿は、かつては「ズームカー」として高野山を上り下りしていた時代を髣髴とさせる。 ここらあたりから、雨が断続的に降り始めています。 山東より一区間のみ電車に乗って伊太祈曽(いたきそ)駅へ到着。 伊太祈曽駅は車庫等がおかれた貴志川線の中心駅で、和歌山電鐵の本社もここに所在している。 おもちゃ電車 リニューアル編成第二弾として、地元の玩具通販会社のスポンサードを受け改修された。同通販会社はその後残念ながら破産してしまったが、心配されたおもちゃ電車の運行への影響は出ていない。 この日のおもちゃ電車は、夕ラッシュ時の増発分として登場。 係員さんの誘導で車庫より出てきて… 手動式のポイントを切り替えてもらい、ホームへと据え付けられた。 車内はこんな感じ。子供部屋やおもちゃ箱をイメージしたデザインだそう。 (右)ベビーサークルも作られている。 (左)車内には、カプセルトイの自販機(ガチャガチャ)や、各種おもちゃのギャラリーも設置されている (右)ギャラリーに置かれてあった2270系のBトレインショーティー。 いちご電車とおもちゃ電車バージョンが伊太祈曽駅のグッズショップや和歌山電鐵のネット通販にて販売されている。 一番上の南海標準塗装のものは、改造(塗装を変更)したもののよう。 つづく。 PR
和歌山電鐵2270系は、南海貴志川線に残っていた木造/非冷房の旧型車を淘汰すべく、高野線で使用されていた通勤ズームカーこと22000系にワンマン運転対応等の改造を施して転用した電車で、2連×6本=12両が在籍。
2006年の貴志川線経営移譲(南海→和歌山電鐵)時に、全車が無償譲渡されている。 …と言う訳で、一日フリー切符利用で回った和歌山電鐵の撮影レポートです。 いちご電車 和歌山電鐵名物リニューアル編成の第一弾であるいちご電車に乗って貴志駅へと向う。 (左)始発である和歌山駅に停車中のいちご電車。 何故いちごかと言うと、終点貴志駅周辺の名産がいちごだからだそう。 (中)和歌山駅のホームには七夕飾りが用意してあった。 (右)車内には、いちご電車を始めとする和歌山電鐵の様々なローカル線再生への取り組みを評価して贈られた、「第5回日本鉄道賞表彰選考委員会特別賞」の記念プレートが飾られていた。 たま電車 リニューアル編成第三弾として今年春に登場。モチーフは勿論貴志駅のスーパー駅長たま卿。 (左)貴志駅に停車中のたま電車。 (中)前面にはヘッドマークが付く。ネコのヒゲをイメージしたデザインが楽しい。 (右)101匹のたま卿が縦横無尽に歩き回る「たまげた」デザイン(^。^) 車内に「たま文庫」を設置したため窓を塞いだ所には、巨大なたま卿のエンブレムが描かれている。 車内はこんな感じ。 (左)先に誕生した「いちご電車」や「おもちゃ電車」同様、内装には木材を多用。 (中)貴志方の先頭部は赤を基調としたデザイン。壁紙にもたま卿のイラストがちりばめられている。 (右)窓枠には招き猫型の照明がついている。 窓からたま卿が車内を覗いている。 (左)車内には「駅長室」も作られている。 (中)座席の一部はネコのシルエット。 (左)つり革の握り部分も木製。色も三毛猫をイメージして3色に。 (中)ドアに貼られたステッカー。 (右)和歌山方の先頭部分はイエローを基調としたデザイン。 大池遊園(おいけゆうえん)駅にて下車し、たま電車を見送る。 つづく。
野球観戦の後、例によって少し撮り鉄してきました(^。^)
・阪神ドーム前駅 一部が吹き抜け構造となっている駅の壁面にはレンガか積まれている。 かつてこの地に建っていた大阪ガスの本社がレンガ造りだったことに因んでいるそう。 (左)阪神1000系@尼崎行き区間準急。 区間準急は阪神-近鉄の直通運転開始に伴い新設された種別。 (右)近鉄シリーズ21@大和西大寺行き準急。 意外なことに、地下鉄などを介せず大手私鉄同士が直接相互乗り入れを行うのは、日本では今回が初めてのケースだそう。 ・近鉄大阪上本町駅 阪神-近鉄の直通運転開始時より、難波駅同様駅名に「大阪」がついている。 (左)阪神車:全長18m 3扉 近鉄車20m 4扉…と言う事で。阪神車用と近鉄車用、2種類の停止位置及び乗車位置の表示がある。 線路の間に置かれている黄色い「H10」が阪神車用、赤い「10」の物が近鉄車用の停止位置(それぞれ10両編成用)。 ホームに有る△印が阪神車用、○印が近鉄車用の乗車位置。 (右)なので、次の列車の乗車位置マークの表示を見れば、どちらの会社の電車が来るかすぐわかって便利(^。^)。 (左)阪神9000系@尼崎行き普通。 阪神大震災後の車両不足を補うために急遽製造された形式だが、今回近鉄乗り入れ用に抜擢され各種改造が成された。 外観としてはそれまで赤だった帯をオレンジへ変更した事や、なんば線~近鉄線内の増結運転に備え、奈良方の先頭車の貫通扉を拡大し幌枠を設置及び連結器の交換等が有る。 (中・右)阪神1000系@大和西大寺行き普通と近鉄8500系が並ぶ 1000系は近鉄への直通運転開始を睨んで増備された新形式。 (左)大阪難波行きアーバンライナー到着。 (右)名古屋行きアーバンライナーと並ぶ。 阪神1000系@尼崎行き普通が到着 (左)神戸方先頭部のスカートは左右繋がっているが… (右)奈良方線頭部のスカートは増結対応の連結器を装備しているため、左右に分かれた形状をしている。(9000系も同様) 阪神1000系@三宮行き快速急行が到着 (左)近鉄30000系「ビスタEX」@鳥羽行き特急と並ぶ。 ビスタカーと阪神電車の並びが見られる日が来るとはねー。 近鉄の阪神乗り入れ対応車には、先頭部運転台下部と乗務員室直後の戸袋部分に蝶を象った相互乗り入れ対応マークが貼られている。 帰りの特急が来る直前まで撮影して撤収しました。(^。^)
この日は家族と大阪ドームまで野球観戦に行って来ました。
阪神なんば線開通で便利になった大阪ドーム(※)。 これまでは難波にて地下鉄に乗り換えるなどする必要があったが… (左)今は特急を降りたホームで、そのまま尼崎/三宮方面の電車を待てばよい。 (中)シリーズ21系列に押され気味だが、8000系列の車両もまだまだ頑張っている。 (右)ビスタEX。奥の1番ホームには伊勢志摩ライナーが居る この列車は回送だが、阪神なんば線の開通に伴うダイヤ改正により、それまでの難波駅の… 1番ホーム→特急(奈良/伊勢/名古屋方面) 2番ホーム→奈良線電車(普通~快速急行) …と言うホームの使い分けが崩れ、2番ホームからも特急が発着する事があるので注意が必要。 (左)程なく三宮行き快速急行@阪神1000系が到着。 (中)2区間の乗車であっという間にドーム前駅に到着。 河川や既存の地下鉄等を避けるため、地下5層と言うなんば線一深い駅になっているが、ホームから地上までエスカレーター等が完備されている。 (右)地上に出ればドームは目の前。 (左)つか、大阪ドーム来るの久しぶりやなー(^_^;) (中)この日のカードはオリックス×ヤクルト。 日曜日の交流戦と言う事で、意外と(失礼!)盛況。 (右)オリックスのマスコットネッピー君。 ネット越しでオートフォーカスが使えないためマニュアル撮影だけど、試合中の写真もチョット撮ってみる。 (左)帰塁する青木選手 (右)投手交代の合間に談笑する一塁手のフェルナンデス選手と走者ガイエル選手。 この日のオリックスは、ヤクルトスワローズに日本新記録の11打数連続安打等を含む猛爆を受け一時は12点差を付けられてしまう (~ヘ~;)。 投球が写りこんでるシリーズ インパクトの瞬間はなかなか撮れませんね~(^_^;)ゞ (左)2001近鉄リーグ優勝時の代打逆転点満塁サヨナラ優勝ホームラン男、北川選手が代打で登場。 (中)終盤オリックスは追い上げを見せ、メジャー帰りの大ベテラン木田投手が登場するも勢いは止まらず… (右)4点差で9回裏2アウト満塁…と言う、1発出れば同点の場面でヤクルトの押さえのエース林昌勇(イム チャンヨン)投手をマウンドに引きずり出すに至った物の、結局14対10で敗戦。 さて、帰るか… ※大阪ドームは、ネーミングライツ制導入により現在は「京セラドーム大阪」と呼ばれているのは承知していますが、
タイトルどうり、今回は福井で撮影したあれやこれやの写真です。
(^。^) ・福井城 福井駅の直ぐ側に位置しており、内堀及び本丸は残っているものの、天守閣等当時の建築物はは存在せず(天守閣は1669年に焼失)、代わりに本丸には県庁&県警本部が建っている (左)県庁前に立つ結城秀康の像。 徳川家康の次男である秀康は、関ヶ原の戦い後1600年に越前藩主となり城及び城下町の大改造に着手したそう。 (右)本丸内には幾つかの記念碑が建っていたが、中でも気になったのはこの「大本営行在所記念碑」。 調べてみると、1933(昭8)年に福井県にて陸軍特別大演習が行われているそうで、その際ここに大本営が置かれていたのカモ? (左)城の天守及び小天守の基礎(石垣)は現存しており、小天守の基礎の一部は1948年の福井地震で崩壊した状況のまま保存されている。 (右)「福井」の地名の元となったという「福の井」。 以前は「北ノ庄」と言われていたが、江戸時代に当時の城主が「北」の字が不吉だとして「福居」と改名、後に「福井」となったそう。 ・ヨーロッパ軒のソースカツ丼 福井名物と言えばコレ…と言うことで、当日の昼食に戴きました。 ソースをたっぷりつけたトンカツが乗っており中々美味。 暖簾分けした店舗が福井県内に多数あるので、是非お試しあれ。 ・三六史跡公園 陸軍歩兵第三十六聯隊の兵営跡で福井鉄道神明駅前に所在。 …というか、福井鉄道の路線は完全に国鉄北陸本線と並行しており、通常このような並行路線の建設の認可が国から下りる事は無かったが、兵営が国鉄線からやや離れていた(約2km)為建設が許可されたという。 1924(大13)年の開業当初は兵営前駅が置かれ、後に神明駅と改称されている。 写真は煉瓦造りの営門。現在立っている場所よりやや北よりに有ったものを移築したよう。 敷地内には各種記念碑や「陸軍省」の文字が入った敷地の境界を示す杭が建っている。 この記念碑の裏には、歩兵第三十六聯隊の主な戦歴が記されてあった。 歩兵第三十六聯隊は1895(明29)年に名古屋で創立され、翌1896年に鯖江へと移駐している。 戦後兵営は廃止され、16haと言う広大な跡地は戦前より兵営の回りに形成されていた町と共に市街地を形成しているが、現在も「三六町」と言う地名が残っているそう。 前述のように神明付近は国鉄(元JR)線からは離れた位置にあるので、福井鉄道にとっては重要な「策源地」である。 ちなみに、現在の陸上自衛隊鯖江駐屯地は別の場所に有る。 最後になりましたが、当日お世話になった皆様有難う御座いました。
前回に引き続き、福井で撮影してきた写真です。
・えちぜん鉄道 福井より、三国港への三国芦原線と勝山までの勝山永平寺線の2路線を運行するえちぜん鉄道。その2路線が分岐する福井口駅側の車庫へ行ってみる。 2度の正面衝突事故による運行停止処分を受け撤退した京福電鉄(福井支社)から路線を引き継ぎ営業している第3セクター鉄道えちぜん鉄道は、運行再開に辺り安全面での改良は勿論の事、運賃値下げやアテンダントの添乗等数々の施策を行い、少子高齢化が進む昨今に有っても年々乗客数を伸ばしている。 (左)えちぜん鉄道の車庫は、北陸新幹線建設工事に関連し、以前の勝山永平寺線沿いの場所から三国芦原線沿いの場所に移転していた。 (中)MC2101形。この2両は共に両運転台車だが、2両編成化されていた(手前2両)。 以前はこの車両のように元阪神の車体を流用・改造した車両が主力だったが、現在は予備車的な存在になっているよう。 奥には現在の主力である元愛知環状鉄道の車両が居る。 (右)更にその手前には除雪用の電気機関車ML521形が停まっていた。2両重連で使用されるようで、編成の前後に大きなスノープラウがついている。 以前訪問した時は旧車庫の奥のほうにいて上手く撮影できなかったが、今回は歩道から良く見える位置にいてラッキー。 (左)旧車庫に一両佇んでいたML6形。外観は電動貨車だが電気機関車だそう。現在は車籍が無く構内入れ替え用の「機械」扱い。1920(大9)年製造。 2軸の足回りや独特の前面形状もだが、「Yゲル」と呼ばれる古くは路面電車等に多用されていた集電装置を装備しているところも萌えポイント(^。^;)。 (中)現在のえちぜん鉄道の主力はMC6001/6101形。 元愛知環状鉄道の100/200/300形で、片運転台で2両編成で使用されていた100/200は2個イチして両運転台(1両編成)に。両運転台型だった300形はそのまま1両編成のまま、塗装の変更やワンマン運転機器の搭載等の改造を経て使用されている。 初期に転属してきた(2003年より譲渡開始)車両がMC6001、後期に転属してきた車両がMC6101形を名乗っているが、両者の違いは冷房装置タイプ等僅で、この車両はMC6101形 (右)電動貨車の横を通過するMC6101形。 複線区間はここより1つ勝山寄りの越前開発(えちぜんかいほつ)駅まで。 (左)福井駅に停車するMC6101形。その背後には一部のみ作られている北陸新幹線用の高架橋が見える。 (右)画面右隅に見切れているのがえちぜん鉄道の福井駅。その隣が、先日乗り場が福井駅東口へと移転してきた高速バス用の切符売り場。 画面中央が一部のみ姿をあらわした北陸新幹線用の高架で、画面左隅に見切れて居るのが一足先に完成しているJR北陸本線(在来線)の高架駅。 福井-福井口間で北陸本線に並行しているえちぜん鉄道にも高架化の計画があるが、北陸新幹線建設工事や、三国芦原線LRT化計画との関連もあり、具体策はまだ発表されていない。 ・JR北陸本線 続いてJR福井駅にて少し撮影。 北陸新幹線開業を睨んで高架化されたJRの福井駅は、先に高架化された金沢駅や富山駅同様、降雪対策で駅全体が屋根に覆われるシェルター構造をとっている。 (左)ホームに上がると、北陸本線名物「食パン電車」こと419系が並び「春の食パン祭り」を開催していた(^。^)。 国鉄末期に583系寝台電車を普通電車用に改造して誕生した419系のうち、中間車に運転台を取り付けたグループは、寝台車特有の屋根の高い断面構造がそのまま「顔」の輪郭を形成し、「食パン電車」との非公式な愛称が付いている。 (中・右)越美北線用のキハ120。 JR西日本の各地の非電化ローカル線に投入されている軽量ディーゼルカーキハ120は、投入線区ごとに塗装が異なっている。 国鉄色を残す485系特急電車を使用した特急雷鳥。 (左)JR化後に増備された683系を使用した米原行き特急しらさぎが、貫通型の車両を先頭にやって来た。 名古屋・米原-北陸間を結ぶしらさぎ用の683系は、窓の下の青帯の下に更にオレンジの帯が入っている。 (右)大阪行き特急サンダーバード@681系または683系(681系のマイナーチェンジ型が683系)。こちらは非貫通式な流線型の車両を先頭にしてやってきた。 サンダバード用の681/683系は青い帯のみ。 (左)新鋭521系(左側)と国鉄末期に製造された413系電車(右側)が並ぶ。 (中)521系の配備により、419系等「国鉄型車両」が一気に淘汰されるかと思いきや、今の所敦賀以北の区間では共存共栄しているような感じ。 (右)金沢方面に出発してゆく413系電車。 2扉車ながら、急行型電車のようなデッキ構造を廃した「近郊型」電車。 (左)敦賀方面より419系到着。 今回はタイミングが合わず583系本来の先頭車を用いた編成は撮影できなかった。(走っているのは目撃(^。^;)) (中)485系のパノラマ型車両を先頭にした特急雷鳥。 (右)681/683系と擦れ違う。 485系は2011年までに淘汰されることが発表されている。
この日は福井市に出入りする各鉄道を撮影してきました。
まずは福井駅前/田原町-武生新間を結んでいる福井鉄道編です。 JR北陸本線武生駅に隣接する武生新駅より撮影開始。 福井鉄道は廃止された岐阜(名鉄)の路面電車の車両が主力となって運行されており、左側が揖斐線で運行されていた770形、右側が美濃町線で運行されていた880形。 この2両は全面広告のラッピング車だが、青いローソンの電車はブルーライナーMINI、赤いコカ・コーラの電車は名鉄の標準塗装を思い出させる?(^。^;) 場面は一気に飛んで福井市内の市役所前電停。 福井鉄道は、福井の市街地では併用軌道(路面電車)になり、市役所前より福井駅前行きの短い路線(通称「ヒゲ線」)が分岐している。 (左)武生行きの880形と、福井駅前-田原町間をシャトル運転している800形が並ぶ。 (中)つづいて、福井駅前行きの880形と並ぶ。どちらも名鉄時代は美濃町線で運転されていた車両。 (右)古風な田原町駅に停車中の800形。 名鉄よりの転入車で一気に車両を近代化した福井鉄道だが、駅など施設の近代化はやや遅れている印象。…古い駅舎を何時までも残して欲しいとも思うんですけどね(^。^;) それはともかく、この田原町駅にてえちぜん鉄道三国芦原線と接続しており、将来的には三国芦原線をLRT化して福井鉄道の路線を経由して福井駅前まで乗り入れさせる計画も有るそう。 この間にえちぜん鉄道等を撮影して(その模様はまた後日(^。^))福井駅前電停に出る。 (左)福井駅前電停に停車中の770形 (中)市役所前電停付近を走行する770形。 880形と770形は兄弟車で良く似ているが、側窓が一段式(棧が無い)なのが770形、2段式(棧が有る)なのが880形…等の識別点がある。 どちらも福井鉄道への移籍時にシングルアームパンタ化されている。 (右)「ヒゲ線」から市役所前電停へと向う800形。 800形は2000年に名鉄が導入した、一部低床式電車。 中央部の扉付近が車内に段差の無い低床部分で、前後の扉は従来の路面電車同様車内のステップを介して乗降する構造なので「一部低床」と言うわけ。 3両が製造され、うち2両が福井へやってきた。(1両は豊橋鉄道へ) (左)架け替え工事の完了した幸橋を渡って市役所前電停へと向う880形。 (中)前面広告の770形と並ぶ。 連接車である770形(2両編成4本)及び880形(2両編成5本)は全車が福井へとやってきている。 (右)武生新へと向う770形 市役所前電停で並ぶ880形。 当日の現地は午前中小雨が降っていたが、お昼過ぎには写真のよう日が差していたりもした。 福井新駅へと移動する。 (左)構内に停車していたデキ11。形式上は電気機関車だが、見た目は自走可能な貨車である「電動貨車」。 1923(大12)年の製造で、幾多の改造を経て現在は除雪用の車両として在籍している。 前後のスノープラウと運転台の回転窓が北陸の厳しい冬を想像させる。(近年は暖冬でそうでもないらしいけどね…) (中)傍らには保線用のモーターカー(小型のディーゼル機関車)が、バラスト散布用の貨車を従えて停車していた。 (右)福井新駅構内には、「試運転」を表示した880形も居た。 家久-西鯖江間へ移動して撮影。この付近は幾つか撮影ポイントが散在している。 (左)田植えの終わった水田地帯を走る880形 (右)同じく770形。 福井鉄道の沿線風景は、名鉄の美濃町線や揖斐線のそれに何となく似ているような感じもする。 (左)福井鉄道の白眉200形がやってきた。この編成は登場時の塗装を再現している。 主力の座は名鉄よりの低床車に譲った物の、朝夕の急行運転等に従来の高床車が使用されている。 (中・右)現在の福井鉄道標準塗装を纏った200形がやって来た。 200形は1960(昭35)年より2両編成3本が製造された福井鉄道オリジナルの車両で。2両3台車の連接構造や当時普及が進んでいたカルダン駆動を採用するなど意欲的な車両。 後年冷房化や足回りの更新(JR東日本の113形電車の物を流用)が行われている。 200形の残る一編成は、旧福鉄標準塗装に塗られているが、この日は車庫で休んでいたので撮影できず。 (左)880形がやって来た。 この鉄橋は何となく名鉄揖斐線の尻毛橋に似ている? (中・右)今度は600形電車がやって来た。 610形は元名古屋市交通局(地下鉄名城線)の1400系をベースに、3扉→2扉化・集電装置の第三軌条→パンタグラフ化・ 台車の変更(豊橋鉄道1900系-元名鉄5200系-で使用されていた国鉄払い下げのDT21)・冷房装置の取り付け・路面電車区間で使用するステップの取り付け・ワンマン運転用の器機を搭載…等の このほか、単行バージョンの600形2両も在籍しているが、現在は休車中のよう。 家久駅のポイント部分には、降雪から機器を守るため小さなシェルターが設置してあった。 (左)西武生駅隣接の車庫で休んでいた電気機関車デキ3。 1951(昭26)年製造で、東洋紡→名鉄→遠鉄…と渡り歩き1975年に福井鉄道へとやって来た。 福井鉄道の貨物列車は既に廃止されており、現在は構内入れ替えや除雪等に使用されているよう。 (右)武生新駅へと戻ってきた。 偶然にも広告電車化されていない福鉄塗装の元名鉄車各形式4編成が顔を揃えていた。 |
時計
※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません
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口上
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