第一次パノラマ作戦 その3 (6/15撮影)

　金山駅へ移動。
　
　名古屋を中心に放射状に路線を伸ばす名鉄の、各系統の列車が集中するチョークポイントに有る同駅にて、夕闇迫る中やって来る列車を片っ端から撮影する。
(左)神宮前方より金山駅へ進入する1000系パノラマスーパー4連(=全車特別車編成)
　神宮前-金山間は複々線区間。
(右)6000系等による新可児行き急行。
　この6000系は大型の行き先方向幕と開閉可能で非連続な側窓を持つタイプ。

　
(左)金山を後にする1600系と7000系が擦れ違う。
　1600系は一部特別車編成へと改造のため6/29のダイヤ改正より一時運用を離れるそう。
(右)金山へ進入してくる7000系。
　この7011以下の4連は、元は特急用の特別仕様車で、特別仕様車の証であった白帯を撤去した後も、白帯用に小型化された前面の行き先表示板はそのまま残っており独特の表情をしている。

　
(左)2000系ミュースカイ4連
(右)6000系4連を使用した知多半田行き普通。
　この6000系は大型の行き先表示幕と連続した固定窓を持つタイプ。

　
(左)7000系を使用した弥富行き普通と、1000系パノラマスーパーが並ぶ。
(右)弥富行き普通は後続列車との接続/退避の為10分程金山に停車した後出発してゆく。

　1380系が犬山行き普通としてやってきた。
　本形式は2004(平14)年に踏み切り事故に遭ったパノラマスーパーの一部特別車編成のうち、ダメージの少なかった一般席(自由席)車を再生させた編成。
　再生にあたっては、豊橋/常滑方に運転台を新設、塗装の赤一色化等が行われたが、車内は基本的にそのままのよう。
　当然ながら1編成4両のみの形式なので、他の形式とは区別された運用が組まれていたようだが、この春より性能及び設備的に似通っている5000系が増備されていることから、近い将来にそれらと共通運用が組まれたりするのかなー?と妄想。

　
(左)今度は犬山経由岐阜行き準急として7000系がやって来た。
(右)ミュースカイとの新旧スターの並び…と言うか7000系は今もスターか。

　金山を後にする1000系パノラマスーパー。
　名鉄は、空港特急であるミュースカイを除く特急列車は全て一部特別車編成とする「特急施策の見直し」を打ち出しており、この1000系全車特別車編成は順次廃車され、足回りなど一部機器を再利用し5000系通勤型電車が作られている。

　ポケモンラッピング車2題
　
(左)2200系
(右)2000系

　金山を後にする7000系4連。
　
　メモリとバッテリさえ用意すれば(フイルム代や現像代などを気にする事無く)無尽蔵に撮影を行え、夜間などでもとりあえず写しさえすれば、画像は後からナントカ出来たりするデジカメを装備したことにより、この日のように早朝から日没まで断続的に撮影を続行…何て事も可能になったわけですが、12時間以上に及ぶ「作戦行動」で流石にもうクタクタなのでこれにて撤収する事に…。
　テクノロジーの進歩は、必ずしも人間を苦役から解放しないんだな～、と言うのがこの日得た教訓でした(^｡^;)
(勿論、誰に強制された訳でもなく、自分の意志に於いてやってることなので、イヤなら止めとけば良いだけの話なんですけどね(^｡^))