鉄コレとBトレ

　先日相次いで発売され購入した鉄道コレクションとBトレインショーティーのご紹介です。


・鉄道コレクション第6弾 トミーテック製
　今回は日車標準型を含む私鉄旧型車と言う事で、ワタシのストライクゾーンど真中です。

なら買うしか無いぢゃないいか!(懐)




(左)今回は大きく分けて三系統の車両が模型化されており、このグループは小田急1600形とその地方私鉄譲渡車の一群。
(右)まずは「本家」小田急バージョンであるデハ1607+クハ1657。1600形は戦前の小田急を代表する車両だそう。

　近江鉄道への譲渡車であるモハ202+クハ1202。






(左)次のグループは「日車標準型」と呼ばれるグループ。
　昭和30年代に日本車両が地方紙鉄向けに基本仕様を統一して製作した車両で、木造の旧型車をこの車体に乗せかえる事で地方私鉄の車両を近代化した。
　側面(客室)の2段窓のうち上段の窓をHゴム支持の固定窓とした「バス窓」(※1)が特徴。
(右)新潟交通のモハ11。
　正面2枚窓のデザインは「湘南形」(※2)と呼ばれ当時流行したスタイル。

※1:当時のバスに多く見られた窓だったため付いた通称。
※2:東京口の東海道本線に投入され、「湘南電車」と呼ばれた国鉄80系型電車に採用されたのがプームの始まりだた為、


(左)松本電鉄のモハ103。
(右)岳南鉄道のモハ1103は元小田急1600形のクハ2106とペアを組ませるのが前提のよう。

　最後は今回の本命、元名鉄3730形の豊橋鉄道譲渡バージョンの豊鉄モ1751+ク2751(写真手前)。
　名鉄3730形は3700形(写真奥)のマイナーチェンジ型で、3700形との変更点は高運転台化や客用扉の両引き戸化など。
　3700形及び3730形は当時残っていた木造車体の旧型車の車体を日車にて新造した車体に乗せ替えた物で、いわば日車標準型の亜種のようなもの。
　
　豊橋鉄道への譲渡に当たってはパンタグラフの位置の変更(モハ先頭部寄り→モハ連結部寄り)、ヘッドライトの変更、電動/電光式行き先表示幕の取り付け、塗装の変更…と言った改造が為されている。
　実はワタシ、この車両の豊鉄バーションから名鉄バージョンへの「逆改造」を目論んでいたのですが、ヘッドライト部分をよく見ると別パーツ化されているよう。もとより屋根は別パーツだし、コレはひょっとして名鉄バージョンの発売が有るかも? と言う希望的観測の元改造は一先ず先送りに。
　近年丸栄百貨店にて毎年ゴルデンウィークに開催される「鉄道模型博」とかで、限定品として売られる…とか有りそうぢゃない?(^｡^;)


・名鉄7000形パノラマカー@Bトレインショーティー バンダイ製
　Bトレインショーティーとはデフォルメされた鉄道車両の組立てキットで。名鉄パノラマカーは昨秋に一旦発売された物のすぐに売り切れ。このため今回再生産されたもの。
　前回は見事に出遅れて購入できなかったものの、今回念願かなって購入できました。


　模型化されたのは1次車の白帯有り(特急仕様)/無しと7次車の白帯無しの3バーション。
　そのうち1次車白帯有りと7次車白帯び無しをそれぞれ4両1編成分購入しました。
　一箱に先頭車と中間車が角一両ずつ…と言う商品構成の為、都合4セット買わされて購入しています。

　ところが、7次車のほうは白帯化され後に城帯が撤去された編成を再現する為の、小形の行き先表示板のパーツのみが入っていたので、大型のそれを再現したかった私は苦肉の策として、薄い透明塩ビ板(平たく言えばコンビに弁当のフタ(^｡^))に、キット付属の大型行き先表示板用シールを貼り付けたものを、キット付属の小形行き先表示板に貼り付けて再現しています。

　
(左)Bトレ同士の連結は、キット付属の磁石を用いた連結器にて行う。また、Nゲージのパーツを用いて走行させる事も可能。
　2編成買ったからには先頭車同士の連結を再現しないとね!（o^ｰ')b
　Bトレの組立ては接着剤不要のスナップフィットにて行うのだが、私の腕が悪いのか少々パーツの合いが悪いように思われた。
(右)以前購入した5500系@Bトレを増結してみる。

　
　野暮だと知りつつ、トミーテック製Nゲージの7000系パノラマカーと並べてみる。(^｡^)