守山駐屯地祭へ行ってきた その3 (10/5撮影)

　守山駐屯地祭レポート最終回は装備品展示編です。


　　
　有る意味今回の守山駐屯地祭のハイライト? 装備品展示の為に着陸するUH-1J。
　守山駐屯地祭の装備品展示にヘリが着陸し加わるのは、たぶん初めてではないとは思いますが少なくとも私は記憶に無いです。(毎年通っている訳ではないですけどね)
(右)隊員さんの指差すその先に…

　
　OH-6Dも着陸した。

　
(左)装備品展示の為移動したFH-70 155mm榴弾砲
(右)同じく74式戦車。
　74式戦車は、この場所にて砲塔の旋廻や姿勢制御装置の動作等の展示を数回実施した。
　ちなみに今回の守山駐屯地祭では戦車や車両等の「体験試乗」は実施されなかった。

　引き上げるFH-70。
　陣地内等短距離の移動は搭載するエンジンにより砲単体で行えるが、本格的な移動はトラックに牽引されて行う。
　公道走行用の各種警告表示にも注目。


　地上展示されたUH-1J。UH-1JはUH-1シリーズに日本(つか富士重)独自の改良を加えたタイプ。
　　
(左)装備品展示開始(見学者に囲まれる)直前の様子。奥にはOH-6Dが見切れている。
　展示された機体は、エンジン排気口付近に赤外線追尾対空ミサイル避けの「ミラーボール」を(中写真)、機種下面にFLIR(赤外線暗視装置・右写真)を搭載していた。
(右)機体番号の隣に貼られた第10飛行隊のエンブレムにも注目

　
　装備品展示には対人狙撃銃も登場。
　米軍にM24として採用されている米国レミントン社製のボルトアクションライフル。
　狙撃銃の代用としても使用されていた64式小銃の退役が進んだ事により導入された。

　対空ミサイル2題
　
(左)93式近距離地対空誘導弾(近SAM)
　従来の対空機関砲に替わって導入された
(右)81式短距離地対空誘導弾(短SAM)
　どちらも、第10高射特科大体(豊川)の所属車両

　82式指揮通信車がベースの装甲車両2題
　　
(左)87式偵察警戒車。第10偵察隊(春日井)の所属車両。
(中・右)科学防護車。核・生物・化学兵器が使用された際に、汚染状況の観測や使用された薬品等の特定等に用いられる。
　車体上部には各種センサが、車体後部には汚染地域の土壌サンプル回収用のマニプレータが装備されている。
　第10科学隊(守山)の所属車両。

　
(左)野外入浴セット。「足湯」を実施していた。
(右)リアル・モリゾー再び!(^｡^)
　「サバイバルコーナー」にて展示(?)されて居ました。


　ここからは、装備品展示以外の車両の写真を…
　
　「第10師団 災害派遣隊」の横断幕を掲げ駐屯地の一角にとまっていた、即応用(?)の車両。

　
(左)82式指揮通信車
(右)通信隊の73式中型トラック(新)。各種機材を搭載していた。
　どちらも観閲行進に参加して、この位置に停められていたよう。

　78式戦車回収車。
　万が一戦車等が故障した際に備えてやって来ていたようだけども、幸にして出番はなし。





・オマケ
　駐屯地内を移動する74式戦車の動画　または、「ハーメルンの笛吹き男」状態(^｡^;)



　帰路に撮影した名鉄瀬戸線の新鋭4000系。先行投入された4両編成1本が10/1より営業運転を開始した。
　名鉄は、本形式により瀬戸線の在来車を全て置き換える予定。





　最後になりましたが、現地にてお世話になった皆さん有難うございました。


　本投稿及び添付した写真は私ちゃりんこジョニーの著作物であり、他のサイト・掲示板及びブログ等への無断転載を禁じる。
　特に、かつては「中華人民共和国萬歳」現在は「異常な愛情」と言う名のパクりブログを運営している、支那人窃盗常習犯sunbinsiftに対しては強く抗議する。

守山駐屯地祭へ行ってきた その2 (10/5撮影)

　守山駐屯地祭レポート第2回は模擬戦編です。

　先ずは第10飛行隊のOH-6Dによる航空偵察。
　今回の模擬戦に登場したヘリはこのときのOH-6Dのみ。



　
　偵察バイク登場

　つづいて87式偵察警戒車も登場






　
(左)支援射撃を実施するFH-70。微妙に砲焔を捉えている(^｡^)
(右)黄色いヘルメットカバーの隊員さんは、弾着を模した発煙筒を投げる係。

　「守山台」(隊舎の屋上)に布陣していた「敵指揮官」





　
(左)リアル・モリゾー&キッコロ ギリースーツを纏った狙撃チーム登場。
(右)狙撃チームは狙撃手(手前)と観測手(奥)の二人一組で構成される。
　この後、先ほどの「敵指揮官」を狙撃にて排除した。

　　
(左)「敵装甲車」(82式指揮通信車)登場。重機関銃の発射焔はタイミングが合わず捉えられなかった。
(中)74式戦車登場
　74式はその後、目の前で空砲射撃を実施したものの、見事に撮影失敗。何か今回こんなんばっかしですが、3連戦の3日目で集中力が途切れていたと言う事でﾋﾄﾂご勘弁を(^_^;)ゞ

　
(左)姿勢制御装置の動作を展示中。
(右)軽装甲機動車と96式装輪装甲車が戦車を超越

　
(左)先ず2名が降車して…
(右)鉄条網の手前で伏せる

　後続の隊員が前進してきて…

オレを踏み台にしたぁ!

…と伏せた隊員さんを踏み台にして鉄条網をジャンプ。
　よく見ると後方で「負傷者」が発生している。

　
(左)「踏み台」にされた隊員も合流して一斉射撃
(右)その後敵陣へと突入し状況終了。

　
(左)敵陣には敵兵の死体が残されて…
(右)あ、生き返った(^｡^)

　
(左)お疲れ様でした～
(右)発炎筒の燃え殻を回収中

　
(左)状況終了後の参加車両
(右)空砲射撃後の点検中

　つづく。



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守山駐屯地祭へ行ってきた その1 (10/5撮影)

　守山駐屯地祭レポート第一回は観閲式典～観閲行進編です


　
(左)観閲式典を前にワタシ達が陣取った観客席後方に整列した隊員の皆さん。
　その後方には観閲更新などに参加する車両が待機中
(右)足元に置かれたMINIMI。
　磨き上げられたブーツにも注目。私のサバゲ用のブーツもいっぺん磨かないとアカンな～(^_^;)

　　
(左)会場に入場する
(中)整列した隊員の皆さん。後方に見える庁舎には第10師団司令部などが入っているが、老朽化のため目下新庁舎の建設工事が進んでおり、現庁舎後方には建設工事用の重機が見える。
(右)国旗に敬礼

　
(左)巡閲
(右)式典が終了し、駆け足で退場する。


　
(左)徒歩部隊の観閲行進。
(右)第10特科大隊のFH-70 155mm榴弾砲。

　
(左)観閲行進を終えた車両がスタンド裏を通過してゆく。
　写真はMINIMI搭載のパジェロ。
(右)この73式大型トラック(新)には機材が満載。何の機材なんやろ、浄水セット?

　
(左)第10戦車大隊の74式戦車
(右)同96式装輪装甲車
　今回はヘリによる観閲飛行は実施されなかった。また、指揮通信車や軽装甲機動車などの走行車両の参加が少ないように感じた、或いは昨今の燃料価格の高騰の影響かも?


　　
(左)音楽隊の演奏の間に、スタンド裏に集合し待機中の鉄条網設置部隊(?勝手に命名(^｡^))の皆さん。
(中・右)模擬戦を前に「状況」を設営中

　
(左)仮設敵の皆さんも陣地を構築中
(右)設営完了…と言う事で次回は模擬戦編です。


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アルバムを2件UPしました

　三重県ネタ2連発と言う事で…

　
掃海艇公開@松阪




　　　　　　と


三重県総合防災訓練




のアルバムをUPしました。

　宜しければ御笑覧ください。

2008 国際航空宇宙展へ行ってきた その4 (10/4撮影)

　国際航空宇宙展最終回は、国内メーカーの出展などです。

　

　今回の目玉の一つが、三菱が進めるYS-11以来の国産旅客機計画「MRJ」。
　三菱のブースにはその模型及び胴体のモックアップの展示が有った。





　
　新明和のブースに展示されていたUS-2の模型。
(右)参号機は本当にこの塗装なん?


　
　川崎のブースに展示されていたXP-2及びC-Xの模型。
(右)C-X量産機は本当にこの塗装なん? つか初号機の初飛行ﾏﾀﾞｰ?(AA略(^｡^;))


　富士重工のブースに展示されていたビジネスジェットの実物大模型と乗用車。







　JAXAのブースには次世代超音速機技術の研究開発に関する展示が有った。
　　
　NEXST-1(小型超音速実験機)。
　オーストラリアのウーメラ実験場より飛行した実験機。機体自体は無動力で、ロケットにより打ち上げられ高度18000m・マッハ2の条件から飛行実験を実施した。

　
　S3TD(静粛超音速研究機)の模型も置かれていた
　次世代超音速旅客機の技術として、ソニックブーム強度や騒音の低減などの研究のための機体だそう。



　羽田航空宇宙科学館推進会議のブースにて展示されていた、零戦21型搭載の中島「栄」12型エンジン。






　防衛省のブース…と言うか今回の国際航空宇宙展の目玉は全機実大RCS試験模型「心神」だったのだけども、残念ながら撮影禁止とのこと。
　「心神」の周りには常に数名のガードマンが張り付いており、カメラ(含携帯電話)を心神に向ける不届き者あれば直ぐにすっ飛んできて撮影を制止する…と言う状態でした(^_^;)

　　　
　仕方が無いので心神以外の模型を撮影(^｡^;)
(左)XP-2及びC-Xの模型
(中・右)新DDH「ひゅうが」の模型。
　各種ヘリ5機を甲板に搭載した姿はまさしくヘリ空…いや、何でもないです(;^-^A


・オマケ はぢめてのひゅうがくん
　折角横浜まで来たのだから本物の「ひゅうが」も…と言う事で、国際航空宇宙展見学終了後Shin氏の愛車にて磯子のひゅうが君定点観測ポイントまで案内して頂く。
　　
(左)火災事故から修理中のDDH143「しらね」
(中)「はたかぜ」型DDG
(右)DDG174「きりしま」

…え?「ひゅうが」はどうした?!って?
　勿論撮影できましたよ
　　
建物越しに艦橋のみだけどなー
(^｡^;)


　最後になりましたが、当日現地にてお世話になった皆さん有難うございました。



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2008 国際航空宇宙展へ行ってきた その3 (10/4撮影)

　今回からは屋内会場の展示物です。
　…と言っても全ての展示物をご紹介するのは無理なので、一部気になったものや、ワタシでも理解できたものを中心にご紹介します。


　ユーロコプターのブースに展示されていたMH90輸送ヘリの実物大モックアップ。
　
(左)こちら側の側面は迷彩塗装
(右)こちら側の側面はOD色の塗装だった。
　ワタシとしては陸自UH-1Jの後継機はコイツが良いと思うんだけどなー、何せカッコイイし(^｡^;)

　
(左)機首付近には各種センサが付く。
　増槽や武装の搭載も可能なよう
(右)機内も公開していたが、一般客のコクピットへの立ち入りは不可(^｡^;)

　　
　ユーロコプターのブースには、EH135@ドクターヘリ仕様の実機も展示されていた。


　
　三井物産のブースに展示されていたベル429(のモックアップ?)
　ベル429は新型の小形双発ヘリで、2008年に米連邦航空局（FAA）の型式承認を取得予定とのこと。
　近年のヘリ市場において米国勢は欧州勢に押され気味だが、巻き返しはなるか?


　
(左)アグスタA109の実機。
　各地の警察などでも採用されている。
(右)エアバスA380の模型。
　今の所日本の航空会社に採用の動きは無いようだが…


　
(左)ユーロファイター・タイフーンの模型。
　空自の機種選定において常にアテ馬的扱いだった欧州機だが、今回のF-X選定ではまだ脈がある方か?
(右)…と言う訳なのかどうなのか、ユーロファイターのブースも設けられていたが、招待状を持っていない一般人は完全に仕切られたその中へは立ち入る事が出来ず、内部にどんな展示が有ったのか無かったのかは不明。
　ちなみにこのブース、防衛省のブースの直ぐ隣でした。


　ボーイングのブースに展示されていた各種模型
　　
(左)新型のB-787旅客機。
(中)F-15FX(?)とスーパーホーネットの模型
(右)F-15の方は日の丸付き。ボーイング的にはこちらがF-Xの本命と言う事なのかな?
　満載状態萌え～(^｡^)


　こちらはロッキード・マーティンのブース
　
(右)F-X選定の空自的本命は言わずと知れたラプたん(手前)なんだけどねー(^｡^;)

　
(左)各種高射ミサイルの模型。
　上・中段はペトリオット(どちらが最近話題のPAC-3(^｡^))。下段はペトリオットの後継として開発中の中距離拡大防空システム(MEADS)
(右)MEADSの発射機及び支援車両の模型。

　こちらは各種ヘルファイヤミサイルの模型







　NAVY BMD(Ballistic Missile Defense=ミサイル防衛)のブース。
　
(左)スタンダード艦対空ミサイルの模型
(右)スタンダードがVLSから発射される瞬間の模型

　つづく。




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2008 国際航空宇宙展へ行ってきた その2 (10/4撮影)

　前回に引き続き展示飛行編です。
　写真は会場から見えた風景、横浜港のシーバス、横浜海上防災基地に接岸中の巡視船「やしま」、横浜ベイブリッジ。そしてデモフライトのため進入中の海自SH-60J



・海自第21航空隊(館山)のSH-60J 8271
　
　ハイビジ塗装の#71が飛来し、数回のローパスなどを実施。高度/距離とも今回の参加機では一番近い感じだった。

　　
(左)旧塗装機ながら、右側のスポンソンにはFLIRが装備されていた。
(中)ホバリングしてホイスト(のみ)の上げ下げの展示も実施した。


・空自救難団のCH-47J 47-4485
　救難団50周年塗装機が飛来し、空中消火デモを実施した。
　　
(左)現地のヘリポートにて「バケツ」を装着し登場
(中･右)水汲み中

　　
(左)再進入して放水
(中)放水により「虹」が出来て観客から拍手が起こる
(右)やりきった表情(?)のクルーチーフ


・EC135 JA135H(左)とBK-117 JA6910(右)
　民間ヘリの展示もあった。
　
(左)ユーロコプター所有のEC-135。内容・時間とも今回のデモフライト中一番多かった。
(右)負けじとがんばるドクターヘリ仕様のBK-117。「ドクターヘリでそれはアカンやろ～」と思うほどにブンブン飛び回ってました。(^_^;)
　…と言う事で、偶然同じアングルの写真が撮れたので、2枚並べてみました(^｡^)


・海上自衛隊のUS-2 弐号機
　
　一連の展示飛行の最後に登場し、2回ローパスを実施(当然ながら離着水はせず(^_^;))。ワタシは始めて飛んでいる所を見られました。
(右)写真は2回目のローパスでフルフラップ/低速で実施。



・オマケ
　前日(10/3)に都内で見かけた民間ヘリの編隊。EC135+ドーファン×2機の3機編隊+カメラシップ(アエロスパシアルAS350エキュルイユ)と言う感じに見えましたが、詳細は不明。
　民間ヘリに詳しい方に「鑑定」していただくと、3機編隊の方はテレ朝のヘリとのこと。
　


●オマケノコネタ●
・初代「しらせ」スクラップ化が濃厚に…
　25年に渡り日本の南極観測を支え、今年7月に除籍された砕氷艦「しらせ」の後利用について検討していた南極地域観測統合推進本部の検討委員会は、払い下げ先として名乗りを上げた7団体より絞り込んだ大阪及び江田島の2団体について、資金面等に懸念があるとして「売却は困難」との結論を出したとのこと。
　これにより初代「しらせ」はスクラップ処分となる可脳性が濃厚となった。今後は保存する部品等の検討に入るそう。



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