平成22年度 海上保安庁観閲式及び総合訓練 その5 (5/29撮影)

　今回は総合訓練(展示訓練)前半です。

　まずは、5隻の消防艇による放水訓練。
　並びは先頭から双胴の海保消防艇FL01「ひりゅう」(横浜)、海保消防艇PC51「よど」、海保消防艇PC22「はまぐも」(横浜)、川崎市消防局「第六川崎丸」、市川市消防局「ちどり」の順。




(左)4隻の消防艇は途中からカラー放水へと切り替え。
　ちなみに、着色には環境に悪影響のない食紅を使用しているとの事。
(中)川崎市消防局「第六川崎丸」
(右)市川市消防局「ちどり」


・ヘリコプター編隊飛行訓練

(左)海保のS76C/ベル412各1+ベル212×2のダイヤモンド編隊が航過
(中)うち、ベル412×1+ベル212×2はカラースモークを炊いて再度航過
(右)ここで観閲船隊は180ﾟ回頭。
　「いず」に後続する「やしま」「つがる」「だいせん」の各巡視船に加え、パレードを追えた「海巡21」が後続している。


・人命救助訓練・海上防災訓練
　　
(左)観閲船隊が回頭する半円の中で訓練は展開された。
　火災想定船であるタグボートへ接近するベル212 MH954「おおほり」(福岡・「ちくぜん」搭載機)。
(中)海上の漂流者を吊り上げる「おおほり」
(右)スーパーピューマー332 MH686「うみたか」(横浜・「しきしま」搭載機)も漂流者を吊り上げる為潜水士を下ろす。

　改めて、見学者を満載し難民船状態になっていた観閲船隊の各巡視船の写真を…。まぁ、向こうから見れば、先導船を努める我が「いず」も同様の惨状だったでしょうけど(^｡^;)

(左)3番船・ヘリ1機搭載型巡視船PLH10「だいせん」(舞鶴)
(中)2番船・ヘリ1機搭載型巡視船PLH02「つがる」(函館)
　長期にわたって増備された「つがる」型巡視船なので、1番船「つがる」(1979年竣工)と最終の9番船「だいせん」(2001年竣工)とでは外見が異なっている。
(右)観閲船・ヘリ2機搭載型巡視船PLH22「やしま」(横浜)
　船橋トップの一角に紅白幕で囲まれた観閲台が設えられている。当日の観閲官は鈴木海上保安庁長官と前原国土交通大臣。

　そうこうするうちに、火災想定船への放水が開始される。
　
(左)千葉市消防局の「まつかぜ」
(右)火災想定船へ接近中の海保消防艇PC51「よど」

　
(左)火災想定船へ接近中の海保消防艇PC22「はまぐも」
(右)横浜市消防局の「まもり」。低いシルエットが特徴的。

　　
(左)スーパーピューマー「うみたか」が進入して来た
(中)巡視船「ちくぜん」へと着船する
(右)先ほど吊り上げた漂流者は巡視船医務室へと収容され、「うみたか」は発船。


　つづく。