何か食い足りなかったので… (練習艦隊名古屋入港 その3 1/27撮影)

　練習艦隊撮影レポート最終回は、今年1月より復活した名古屋港の遊覧船より撮影した練習艦隊の写真です。






　
(左)使用機材のトラブルにより暫くの間休航していたセラヴィ観光汽船による名古屋港遊覧船だが、昨年の大晦日より復活して居た。
　土・日・振替日の運航で(祝日は?)、使用機材はブルーボネットへの水上バスにも使用されている「MILOS」。
(右)運賃と運行時間はこのとうり。

　入港の撮影が上手く行かず、ｲﾏｲﾁ満足できていなかった私は、撮影の最後にこの日の最終便に乗ってみる事に。爾後の予定などがあった同行の皆さんとはここで別れ、1人で乗船場所へ向かう。
　ところが何と、あろう事か最終便の乗客は私一人のみでした。出港時船長さんに「(自衛艦の)写真を撮りに来たの?」と聞かれたので「そうです」と答えると、特別に「撮影コース」にて運行してくれる事に。

　
(左)…と言うことで出港。
　乗り場は以前と同じポートビル下なので、動き出すしてすぐガーデン埠頭の停泊艦艇の前を横切るのは通常どうりだが…
(右)通常はそのまま名港中央大橋付近まで南下する所を、船は東へと舵を切りゆっくりと停泊艦艇の横を進むコースを取る。

　
(左)目の前を横切っていった愛知県警の警備艇「あおい」。つか、そこ邪魔(^｡^;)
(右)青空の下、西日を浴びた練習艦隊の威容。

　

(左下)「うみぎり」を後方より。飛行甲板にSH-60J哨戒ヘリが置かれているのが見える。
　「ステルス性」と言う概念のない時代の設計なので止むを得ないが、垂直に切り立ったヘリ格納庫の「壁」は、ステルス性を著しく損なって居そう。

　
　艦隊後尾付近で右に180゜回頭し、今度は先ほどよりやや停泊艦との距離を開けて西進する。

　

　艦隊の前方へ出てやや距離を取り出したので、望遠レンズを装着し正面気味アングルにて撮影。
　

(右上)隊列の海側には7番(最終艦)「うみぎり」と1番艦「あさぎり」と言う、「あさぎり」型護衛艦の「始めと終わり」が並んでいる。
　両者では対空レーターのアンテナのタイプが異なっているのが判る。
　同じ「あさぎり」型護衛艦でも4番艦のDD155「はまぎり」以降は居住性の改善などで排水量が50t多くなっていると言うから、対空レーターアンテナの変更もそこ等辺りからかな?
(左下)少しずつ埠頭より距離をとる。

　

　(左下)「うみぎり」に搭載された居たSH-60J哨戒ヘリコプター#53。
　塗装のトーンを落とし視認性を低下させたロービジ塗装の機体だった。



　
　この位置まで来たところで「他にアングルのリクエストなどは?」と船長さんが聞いてくれましたが、大満足だったので「大丈夫です」と答える。
　通常の遊覧と同様30分ほどで乗り場へと戻り「航海」は終了。
　ワタシ一人だけだったのでこの航海に関しては赤字だったろうに、特別コースにて運行してもらい何だか申しわけ無い感じ…。
　でもそのおかげで、まさかの西航路通過から始まった今回の撮影も、最後に逆転ホームランが出て大成功で終了した感じです。

…という訳で、先日の出初式レポートなどでセラヴィ観光汽船へのイヤ事とか書いてますが、コレは全面的に撤回します!!(^｡^)

セラヴィ観光汽船最高!! (^｡^)


　最後になりましたが、当日現地にてお世話になった皆さん大変有難うございました。


※「撮影コース」での運航ですが、あくまで「一般のお客さん」が無く乗客がヲタのみだった場合の特例処置なので、無理強いして関係者を困らせないようにね。
　また、乗客が15名以上集った場合は臨時に「撮影コース」似て運行してもらえると言う話を当日現地にて同行させてもらった方より聞きましたが、真偽の程は未確認です。



　本投稿及び添付した写真は私ちゃりんこジョニーの著作物であり、他のサイト・掲示板及びブログ等への無断転載を禁じる。
　特に、悪質パクりブログ「中華人民共和国萬歳」改め「JMSDF rie」を運営していた、支那人窃盗常習犯sunbinsiftに対しては強く抗議する。