近鉄電車でハヨ帰れ!(^｡^) (3/30撮影)

　昨日は大阪へ行って来ました。
　撮影目的ではなく所用にて出かけたので、コンパクト機しか持参せず写真もあまり撮って無いのですが(時間が有れば先日開業した所のおおさか東線へ行きたかったのですが、諸般の事情にて果せず(^｡^;))、例によって帰りの特急を待つと言う名目にてわざと作ったあき時間に撮影した近鉄電車をの写真をﾄﾞｿﾞ。



　…と言う事でまずは近鉄鶴橋駅にて撮影した写真。
　布施-上本町間の近鉄線は、奈良線(※)と大阪線とで複々線を形成している。
　鶴橋駅東側には大阪線－奈良線間の渡り線が設けられている。
　
(左)大阪線から奈良線へと渡る難波行きの回送列車。
(右)奈良線から大阪線へと渡る難波発名古屋行きの特急アーバンライナー。
　6両編成が基本のアーバンライナーだか、朝夕のラッシュ時には8連にて運転される。

　難波行き奈良線急行と青山町行き大阪線急行が並ぶ。
　近鉄電車の前面下部にはテールライトと一体化した種別表示灯が設けられていて、普通列車は消灯・準急は向って左側・急行は向って右側・快速急行/特急/回送等は両側をそれぞれ点灯する。
　ちなみに、テールライトは種別に関係なく両側を点灯する。

　
　上本町駅へ移動。
　大阪線列車が発着する地上ホームは、関西私鉄のターミナル駅らしく頭端式の櫛型ホームが並ぶ。

　上本町駅へ到着する特急を車止めの後方より撮影。
　上本町駅地上ホームへは、大阪線伊勢方面行き特急の一部も発着している。




　今度は上本町駅地下ホームへと移動。こちらは難波駅を発着する奈良線電車と名阪特急及び伊勢方面行き一部特急が使用している。
　
(左)近鉄が導入を進めている新世代の通勤型電車「シリーズ21」のうち、京都市営地下鉄乗り入れ対応型である3320系がやって来た。
　近鉄の通勤型電車の多くが他車と連結時に通路とすべく、正面中央部に貫通扉などを設けているのに対し、地下鉄乗り入れ対応車はその特異な存在から他車との連結を考慮していないのか、貫通扉は全面向かって左側にシフトされている(その分運転士のスペースが広く取れる)。
(右)こちらも京都市営地下鉄乗り入れ対応の3200系。
　難波より京都市営地下鉄へ直通する系統は無いが、奈良線の普通/準急電車として難波まで顔を出す運用もあるよう。

　「シリーズ21」の並び、左側が9020系右側が9820系(9020系の6連バージョン)。
　奈良線に配備されている「シリーズ21」は、来年春に開始が予定されている阪神なんば線を介しての阪神三宮方面への直通運転に対応する機器の搭載工事を終えているそう。
　阪神との直通は当面通勤型車両のみで行われ、アーバンライナーなど近鉄の(特急料金が別途必要な)特急の阪神線への乗り入れは予定されていないと言う。(個人的には名古屋発阪神三宮…つか山陽姫路行きのアーバンライナーとか乗ってみたいんですけどね(^｡^;))
　
　
(左)8000系電車。
　配備が進む「シリーズ21」にかわって淘汰が始まっているが、マイナーチェンジをしつつ比較的長期に渡って大量に配備された車両なので、まだまだその姿は健在。
(右)1020系などの列車。(「シリーズ21もそうだが」)アルミ車体にもかかわらず、車体を銀色の無塗装とせずに塗装している。

　
(左)奈良線沿線の大学がスポンサーとなったラッピング広告電車。
(右)30000系ビスタカーの特急が到着した。


※正式には近鉄奈良線は布施-奈良間で、布施-上本町間は近鉄大阪線、上本町-難波間は近鉄難波線へそれぞれ乗り入れているのだが、実際の運転系統に従い此処では難波-奈良間を近鉄奈良線として扱った。

　当日現地でお世話になった皆さん、有り難うごさいました。