大晦日の舞鶴へ行ってみた (2010/12/31撮影)

　土日を中心に、イベント時以外でも一般公開を実施している海自舞鶴基地。
　年末年始の期間は連日公開されていましたので、知人の運転する車に乗せてもらい大晦日に「撮影納め」に行ってきました。
　当日は「日本海側は大雪の恐れ」…との予報が出ており、悪天候大好きなワタシとしては「雪と護衛艦と門松」の写真が撮れるカモ?と期待していたのですが…



　これは降り過ぎ!!(^｡^;)
　とりあえず定番の前島埠頭へ回ったのですが、降りしきる雪のカーテンにより、対岸の海自北吸桟橋が全く見えないと言う状況。

　
　舞鶴市役所裏へ行くと、流石に目の前にいる掃海艇「ながしま」は撮影出来たものの、(距離を詰めたにもかかわらず)相変わらず北吸桟橋の艦艇は全く見えません。


　文庫山からの俯瞰撮影は、行きの坂道を車で登るのがナンギそうなのと、何よりこの視界では登るだけムダっぽいのでパスして、こんな天候の時にやってきた物好きに驚きの表情を隠せないでいるように見えた(被害妄想気味?(^_^;))守衛の隊員さんに迎えられ北吸桟橋へ。

　この時点で見学者は我々のグループのみだったようで、幹部の方が一名案内に…というか、撮影に夢中になって足を滑らせ「ドボン」したりしないように看視でしょうね。この視界だし。ついて来て下さり、何だか申し訳ない気分に。
　そんなこんなで撮影開始。吹雪ではない物の、降りしきる雪の中時々雷鳴が鳴ると言う状況なので、何時にも増してお見苦しい写真なのはご勘弁ね。


(左)イージス艦「みょうこう」。
　ステルス性を考慮して上部構造物に傾斜がついているため、他の艦より着雪量が多いよう。
(中)念願かなって「雪と護衛艦と門松」と言う写真が撮れました。
(今回同様「大雪」の予報が出ていた舞鶴へ出かけて「空振り」だったことが有るんですわ)
　イージス艦の前方に接岸している、補給艦「ましゅう」の巨体が雪のカーテンにより殆ど見えません。
(右)「みょうこう」には「あたご」が横付けしていた。
　両艦で増すとの形状が違うのが…視界が悪くてわかりにくいカナ?(^_^;)

　　
(左)補給艦「ましゅう」は桟橋の端ギリギリに接岸していたので、前方よりの全体像を撮影することは出来ず。
(右)桟橋先端部に居た多用途支援艦「ひうち」。
　立ち入り禁止区域になっていたので、近付いて撮影することは出来ず。

　見学後半になると幾分視界が回復してきました。
　
(左)舞鶴の「主」、護衛艦「しらね」。
　今となっては古さを感じさせるデザインにも思えますが、日本の雪景色にはよく溶け込んでいるように思えました。
(右)「しらね」の舷梯と門松。


　護衛艦「あまぎり」(左側)と「みねゆき」

　
(左)「あまぎり」の門松の付近では、消火用のホースを用いた除雪作業が行われていた。
(右)飛行甲板も除雪中

　
(左)ミサイル艇「うみたか」
(右)ミサイル艇の門松はやや小ぶりな物だった

　


　この後、海軍記念館(地方総監部)の方も見学しようと思ったのですが、「都合により見学中止」の看板が出ていたので、雪と赤レンガの建物の写真は諦める事に。
　航空隊の方は最初から公開は予定されていなかったので、最後にもう一度前島埠頭へ回ってみると、当初は朝来た時と同様何も見えなかったものの、暫く待っている内に視界が回復してきて期待す桟橋の全体像を捕らえることができました。
　補給艦「ましゅう」には護衛艦「すずなみ」が横付けしています。


　最後になりましたが、当日お世話になった皆様有り難うございました。