「キッズサマーフェスタ」と言いつつ…

オッサンも入場可でした (^_^;)ゞ




　遅くなりましたが海自阪神基地公開のレポートです。


　海自阪神基地は、神戸市東灘区の埋立地の所在している。
　…と一言で言ってしまえばそれまでだが、ホントに隅っこなのでこの看板が無いとわからないぐらい。　



　会場内の様子。
　埋立地の角地２辺が岸壁になっているが、それぞれ1隻ずつ護衛艦を接岸させるとほぼいっぱいいっぱいという小さな基地。
　そのため、本来阪神基地に所属している3隻の掃海艇は、一般公開される2隻護衛艦に場所を譲り姿が見えなかった。

　交通艇と護衛艦「さざなみ」







　公開されていた護衛艦DD113「さざなみ」。
　「たかなみ」型汎用護衛艦の4番艦で平成17年2月竣工。現在は呉の護衛艦隊第４護衛隊群第8護衛隊



　「さざなみ」艦上よりもう一隻の公開艦「うみぎり」を望む。　ヘリ格納庫側面の垂直に切り立った広大な「壁」は、いかにもステルス性が悪そう。
　でも。その「壁」を利用して映画とか上映したら面白そうもとおもったりもする。(^_^;)


　「うみぎり」艦上で公開されていたSH-60J哨戒ヘリコプター。







　こちらは「さざなみ」の飛行甲板で公開されていたSH-60の機内。
　外観の写真は、多少でも見物客の少ないタイミングを待っているうちに、撮るの忘れました!!(爆)



　格納庫甲板の片隅に置かれていたMk.46魚雷の模擬弾。
　格納庫内ではグッズの販売なども行われていた。




　
(左)ハープーン若しくはSSM-1対艦ミサイルのランチャー。
(右)短魚雷(先ほどのMk.46など)の三連装発射管。
　海自護衛艦には標準装備の装備だが、このアングルで撮るのは始めてかも?

　「さざなみ」のブリッジ。
　画面中央付近のモニタには、大阪湾の海図が表示されている。





　20mm高性能機関砲(CIWS)。「さざなみ」にはカメラサイト付きの新型が搭載されていた。
　傍らの手すりにはダミーの20mm弾がぶら下げられて展示されていた。同行させて貰った文明さん曰くぶら下げられた様子と色が「切り干し大根のようだ」と。
(^｡^)
　ちなみに手すりの向こう側は、「むらさめ」型護衛艦と違い、一段高い場所に設置されているVLS。
　
　艦首に鎮座する127mm速射砲。
　「むらさめ」型護衛艦と、その改良型である「たかなみ」型との相違点のひとつが、「主砲」が5インチ(76mm)から127mmへと拡大された点が上げられる。


　
　続いてもう一隻の公開艦艇、護衛艦DD158「うみぎり」を見学。
　「うみぎり」は、「はつゆき」型護衛艦の拡大型「あまぎり」型汎用護衛艦の8番艦(最終艦)で、横須賀の護衛艦隊第1護衛隊群第5護衛隊に所属している。

　「うみぎり」のCIWS。こちらはカメラの無い従来型が搭載されていた。









　
　「うみぎり」艦上より「さざなみ」を望む。
　背後の吊り橋は阪神高速湾岸線のもの。
　
　「うみぎり」のブリッジ。
　伝声管があった。





　艦首の5インチ速射砲。







　アスロックランチャー。
　アスロックとは魚雷の後部にロケットを装着して射程を延ばした対潜兵器。
　その発射機は海自護衛艦に標準装備と言ってよいほど広く装備されていたが、「こんごう」型や「むらさめ」型以降の護衛艦ではVLSにとってかわられている。

　その発射機の前では小学生の男の子が一生懸命メモorスケッチをしていた。夏休み初日で自由研究を片付けてしまおうと言う算段か?
　ただ、ここは「あの」神戸市。たとえその研究が貿易…即ち海上輸送に依り立国している我が国に於ける海上輸送路防衛の必要性にまで触れた立派な物であったとしても、いやむしろそうで有ればあるこそ、「アメリカ帝国主義の手先の軍国主義者」としてサヨク組合員教師に吊るし上げを喰らったりしないかが目下のところの心配のタネ(^｡^;)

　
(左)艦尾に設置されたシースパロー対空ミサイルの発射機。
　こちらも近年の護衛艦ではVLSに統合されている。
(右)シースパロー装填用と思われるレール。
　…何かレール状のモノを見るとコーフンしますよね。…ってオイラだけか?(^｡^;)

　飛行甲板で公開されていたSH-60Jシーホーク哨戒ヘリコプター。
　この機体はロービジ塗装を施されていた。







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