近鉄名古屋線を撮影 (8/10撮影)

　前回に引き続き近鉄電車撮影レポートです。

　
　これまた以前より気になっていた近鉄名古屋線阿倉川駅名古屋方の、アーチ橋2つを串刺しにしているS字コーナーへと行ってみる。
　踏み切りよりお手軽に撮影できるポイントだった。

　
(左)5200系。急行用の3扉転換クロスシート車で、JR西日本活躍している221系以降の3扉転換クロスシート車の始祖でもある車両。
　大阪/名古屋両線に投入されたが、ラッシュ時の収容力に難があるので、現在では名古屋線に比較的多く回されている層。
(右)アーバンライナーplus。

　つか、そもそもこのアーチ橋は何なん??
…と言うことで見に行ってみると、橋のかかっている丘の上は城跡だった。
　
(左)此処が城跡であることを示す石碑
(右)傍らに立っていた立て札。羽津(はつ)城と呼ばれる城の来歴はコチラをご参照(^_^;)ﾃﾇｷﾃﾞｽﾏﾇ!。

　
(左)これが橋を上から見たところ。
　近鉄により分断された「本丸」を繋いでいるのだが、それにしては立派過ぎるし、そもそも2本も必用無いよなー?と言うことで謎が謎を呼んだ感じに。或いは道路を通す計画でも有って、その名残なのかも?と妄想。
(右)城址の一部にはジャングルジムなど遊具が置かれてあった。眼下に広がるのは霞ヶ浦の工業地帯。

　
　橋の上より近鉄電車を撮影。
(左)城址を分断して走る。
(右)名古屋方を望む

　
　富吉駅へ移動
(左)アーバンライナーplus
(右)12200系8連。
　一両置きに2基のパンタグラフがある12200系なので、8両編成ならば8基のパンタが上がり大迫力。

　八田駅へ移動。
　2005年に高架化された駅で、この辺りは線路が概ね南西-北東方向へと走っているのを利用し、あえて半逆光になる南西向きで狙ってみる。
　もっと日の短い時期ならば面白い写真が撮れるカモ?

　
　そう言えば今日はサニーカー撮って無いなー、と思っていたら、2本続けてやってきた(^｡^)

　
(左)待避線に入る名古屋行き普通。
　使用されている1010系は元は奈良線系統で使用されていた920系で、名古屋線通勤車では比較的少数派な、裾を絞り込んだ広幅車体を持つ。
(右)「アーバンライナー」や「伊勢志摩ライナー」登場以前は、近鉄を代表する特急車であった一部2階建ての「ビスタカー」は、近年全編成にリニューアル改造が施され「ビスタEX」として生まれ変わった。

　
(左)アーバンライナーNext。
　新たに登場した名阪特急「アーバンライナー」用の車両。
(右)従来のアーバンライナー用21000系も「アーバンライナーNext」と同様の車内設備へと改装され、「アーバンライナーplus」を名乗る。
JR関西線の電車とすれ違っている。

湯の山線特急復活運転を撮って来た (8/10撮影)

　近鉄名古屋線四日市より分岐し湯の山温泉へと至る単線のローカル線である湯の山線にはかつて、終点に所在する湯の山温泉への観光客輸送の為大阪及び名古屋から直通特急が運転されていたが、乗客の減少などを理由に数年前に廃止されていた。
　それが今回御在所ロープウェイ開通50周年及び鈴鹿国定公園指定40周年を記念して、期間限定で復活運転されていたので撮影してきました。


　…が、朝予定より早起きできたので(^｡^;)、富田駅で少し撮影。
　22000系「ACE」(左)と12200系「スナックカー」(右)の擦れ違い。
　12200系は大阪万博輸送を念頭に増備された汎用特急車で、一部車両が団体用に改造されるなどした現在も100両余りの勢力を誇り、近鉄特急群の主力車種なのだが、新たな汎用特急車の製造が近鉄より発表されており、ある種空気のような存在だったこの電車にも終焉のときが近付きつつあるよう。
　「スナックカー」と言う愛称は、当初はスナック(軽食)コーナーを車内に設置していたからだが、現在は廃止されて座席へと改造されている。

　
(左)2800系。
　大阪線急行用として製造された車両だが、近年新車に大阪線を追われ名古屋線に回ってきた。
　3両編成に3基のパンタグラフ(しかも片方の先頭車は「前パンタ」)、初期のタイプは分散型クーラーと、妙にマニアックな(?)屋根上配置が特徴。
(右)アーバンライナーplus。
　6両編成が基本の名阪特急「アーバンライナー」だが、朝夕の時間には8両編成の列車もある。

　
(左)三岐鉄道車(西武鉄道の中古車)と近鉄車の擦れ違い。
　三岐の狭軌(JRの在来線等と同じ)と近鉄の標準軌(新幹線等と同じ)のレール幅の違いにも注目。
(右)スナックカーとACEの併結列車。
　特急車、通勤者ともに各形式を連結した列車が多く見られるのが近鉄の特徴。(ただし「アーバンライナー」「伊勢志摩ライナー」は別。また、特急車と通勤車を連結した列車は無い)

　
(左)伊勢志摩ライナー
(右)ACEとビスタEXの併結列車

　そんなこんなでようやく四日市へ到達。(^｡^;)
　写真は四日市駅に停車していた湯の山線列車。
　ワンマン運転を実施している湯の山線だが、その表示方法には2タイプあることを発見(^｡^)
　
(左)助士席側に「ワンマン」の表示灯を設置しているタイプ
(右)表示灯などは設置せず、方向幕に「ワンマン/普通」と表示しているタイプ。
　まぁ、こんなん気づいている人はとっくに気づいてるんでしょうけどね(^｡^)
　どちらのタイプも方向版型のヘッドマークがついている。
　
　
　以前より気になっていた高角駅湯ノ山温泉よりのカーブにて撮影して見ることに。
　この辺りは小さな川にかかる鉄橋を挟んで急なS字カーブになっているので、ナローゲージの軽便鉄道が出自である湯の山線ならではの写真が撮れるかなー?と思っていたもの…
(左)湯の山温泉行きの普通列車
(右)本命の湯の山温泉行き特急。記念のヘッドマークが取り付けられている。

　
　前述の場所は正直微妙だったので(^｡^;)、「帰り」の名古屋行きは高角駅四日市方の水田地帯で無難に撮影(^_^;;)

　
　その後は一旦四日市へ戻り、これまた四日市より発着している近鉄内部・八王子線をその分岐駅である日永駅で撮影。
　元々は湯の山線と一体だった路線だが、現在はこちらのみナローゲージで残っている。
　かねてより塗り替えが進んでいた内部・八王子線の車両だが、このとき運用についていた3列車については全車パステルカラーの新塗装または全面広告電車化されていた。
　ナローゲージの鉄道と言うのも貴重だが、吊り掛け/非冷房車という点でも貴重な存在。

…と言う事で動画をﾄﾞｳｿﾞ
・日永駅を発車する電車

　吊り掛けモータの音だけでなく、スプリングポイントが閉まる音もお楽しみ下さい(^｡^)

…つづく。

手抜き気味にマクロスFを語る #19トライアングラー

　サブタイトルのとうり、各所の三角関係にケリがついたり…

なつやすみのえにっき

　お盆休みは近鉄の週末フリー切符を使って…

　
　世界文化遺産や…

　
　新線開通を前に、新車投入や塗装変更が進む関西私鉄や…

　
　忍者でお馴染みな所…等へ行って来ましたが。例によって、詳しくはまたそのうち…できるかな?　(^｡^;)

第61回 清水みなと祭り その4 (8/3撮影)

　清水みなと祭りレポート最終回は、陸自及び空自編です。

・陸自編
　「サマワ仕様」の軽装甲機動車。ただし実際にサマワまで行った車両かどうかは不明。アンタッチャブルな質問のような気がして、ヘタレなワタシは説明役の隊員さんに聞けなかった
(^｡^;)


　
(左)車体上部には銃座を囲うような防楯とワイヤカッタが装備されている。
(右)車体後部にはスペアタイヤを装着していた。


96式装輪装甲車。こちらはノーマル型のよう。

　以上2両は駒門駐屯地に所在する国際活動教育隊の所属車両で、所属表記は「国際教」。…と書かれていると何だかｱﾔｼｲ宗教団体のよう?!(^｡^;)



　
(左)同じく駒門駐屯地の第1戦車大隊に所属する高機動車。
(右)駒門駐屯地業務隊のパジェロ。こちらは展示車両ではなかったようで、会場隅に居た。

　陸自ではないが車両ついでにもう一台。
　桜に錨と言う海自マーク付きのランクル。
　何故か所属は海の無い長野地本のよう。





・空自編
　　
　浜松基地の高射教導隊が保有するペトリオット発射機などが展示されていた。
(右)発射機の他、アンテナ車と炊事車も来ていた。
　
　祝賀飛行を実施する静浜基地のT-7練習機。






　
　
　祝賀飛行を実施する浜松基地のT-4練習機。
　笠取山同様「レッドインパルス」「ロービジ」「洋上迷彩」の3機が飛来した。


・オマケ
　
　陸自車両お帰り

　
　ペトリ発射機お帰り

　
　…と言う事で、清水みなと祭りレポートは以上で終了です。
　今回始めて同イベントへ行ったのですが、いろいろな装備をマッタリ見ることが出来てなかなか良いイベントでした。
　一般人的には当日夜に同会場にて開催された水上花火大会のほうがメインらしく、屋台などのキャパに余裕があり、「食糧事情」が良かった(並ばずに買えた佐世保バーガー ｳﾏｰ)のも有り難かったです。

　最後になりましたが、当日現地にてお世話に成った皆様有難うございました。



　本投稿及び添付した写真は私ちゃりんこジョニーの著作物であり、他のサイト・掲示板及びブログ等への無断転載を禁じる。
　特に、かつては「中華人民共和国萬歳」現在は「異常な愛情」と言う名のパクりブログを運営している、支那人窃盗常習犯sunbinsiftに対しては強く抗議する。

第61回 清水みなと祭り その3 (8/3撮影)

　真夏の塩分補給その3は、護衛艦一般公開編です。










　今回清水へやって来ていたのは第一護衛隊群第一護衛隊のDD101「むらさめ」とDD102「はるさめ」という2隻の「むらさめ」型汎用護衛艦が来ており、体験航海及び一般公開を実施していた。



　
(左)「むらさめ」と「はるさめ」の艦橋
(右)「むらさめ」の20mm CIWS

　
(左)「むらさめ」の前部VLS。
　「むらさめ」型には2ヶ所のVLSが有り、前部はアスロック対潜魚雷、後部はシースパロー対空ミサイル用
(右)「はるさめ」の76mm速射砲

　
(左)「はるさめ」の短魚雷発射管
(右)…と言うことで見学コースは「はるさめ」へと移る

　　
(左)「はるさめ」の時鐘。旗甲板に吊るされていた。
(中・右)「はるさめ」はブリッジも公開していた…が、こちらも人大杉状態だったので、こんな写真でご勘弁。

　
(左)艦橋内のモニタに映し出された飛行甲板の状況。
(右)「いいか? 絶対入るなよ!!」…と言う振りですか?(違) 艦内のとある扉にて…

　「はるさめ」の銘板と艦暦を示すプレート。






　「はるさめ」の飛行甲板へ移動
　　
(左)「ふ～アチ～」…って、耐火服のみで「中の人」は入ってませんけどね(^｡^;)
(中・右)「はるさめ」の飛行甲板にて展示されて居たSH-60K #16


　「むらさめ」の飛行甲板ではSH-60K #09が展示されていたが、時間の都合でそちらは見学できず。


…つづく



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第61回 清水みなと祭り その2 (8/3撮影)

　真夏の塩分補給その2は、一般公開中の巡視船「やしま」露天船橋より撮影した海自護衛艦「はるさめ」及び「むらさめ」入港の模様です。
　この2隻は当日朝体験航海を実施していた。

　　
(左)入港支援の民間タグボートを従え、先ずは護衛艦DD101「むらさめ」が入港してきた。
(中)手前は海保巡視艇CL14「ふじかぜ」

　
(左)艦橋付近
(右)艦体中央部の対艦ミサイル発射筒やVLS(画面左手煙突の右側にテッペンの部分が少し見えている)。
　艦首のVLSはアスロック用、中央部のVLSはシースパロー用。

　
(左)飛行甲板にはSH-60K #09が搭載されていた。
(右)「やしま」の前(南)方に接岸する。

　つづいて護衛艦DD102「パスカルメイジ」…もとい!「はるさめ」が入港してきた。
　新世代の汎用護衛艦として計画された「むらさめ」型は9隻が建造され、DD101「むらさめ」はその一番鑑、DD102「はるさめ」は2番艦。(続いて改良型の「たかなみ」型が5隻建造された)
　

　

　
(左)艦首に装備された76mm速射砲
(右)こちらの飛行甲板にはSH-60K #16が搭載されていた。

　
(左)「むらさめ」の横にメザシで係留される。
(右)「やしま」船首付近より撮影。

…つづく



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