大名古屋散策 その1 (12/15撮影)

　この日は、北大路機関の皆さんと名古屋市内各所を「合同調査」してきました。(^｡^)



・名鉄神宮前駅
　先ずははるなさんと合流すべく撮影を兼ねて神宮前駅のホームに立つ。
　
(左)2200系+一般型通勤車の特急
(右)1000系(パノラマスーパー)+1800系の特急
　パノラマスーパーは専用の増結用一般席車1800系が用意されているが、2200系の場合は一般型通勤車が増結される。

　1600系の特急。
　3両全車が特別(指定席)車と言う編成で登場した1600系だが、名鉄の特急施策の見直しに伴い特別車+一般(自由席)車へと編成替えされる予定…だが、今の所まだ編成の組替えは始まっていない模様。



　
　この日の本命も勿論7000系。
　連続して2編成がやってくる所が撮れた。

　神宮前駅北側の踏み切りは、並走するJRともども踏切警手が操作するタイプ。
　この方が柔軟に開閉を実施する事が出来る訳だが危険も伴う訳で、踏切を廃止し歩道橋に替える計画が発表されている。
　そんな踏み切りの状況を記録しようと駅の外よりカメラを向けたら、1000系パノラマスーパーが並んで通過してゆく所が撮れた。


・熱田神宮
　三種の神器の一つ草薙神剣（くさなぎのみつるぎ）を祀る神社。地元では「熱田さん」の愛称でも親しまれている。…と言いつつ、参拝したのは何年ぶりかな～? (^｡^;)




・JR熱田駅
　複々線にひっきりなしに列車が発着する名鉄神宮前駅の喧噪と比べ、JR熱田駅は「都会のローカル駅」的な雰囲気。
　ここよりJR名古屋駅にてshinさんと合流すべく移動する。やってきたのは211系。



　
　この車輌は国鉄末期に名古屋地区に4両編成×2本のみ先行配備された車輌で、屋根上には集中型クーラー、車内はセミクロスシートと、JR東海保有の211系では唯一の特徴を持つ車両…と乗ってから気が付いた(^_^;)
(上写真2点は名古屋駅で停車中に撮影)


・JR名古屋駅　
　大阪始発の特急「しなの」が入線してきた。
　車輌は373系振り子電車。遠心力にて車体を傾斜させ、山岳区間の急カーブを高速でクリアする。




　
　富山へ向けて出発する高山線の特急「ひだ」。
　水害により永らく一部区間が不通だった高山線だが、復旧工事も終了し富山行きの特急も復活した。


・名古屋城
　無事shinさんと合流し名古屋城へ。
　写真は名古屋上近くに並ぶ名古屋市役所(左)と愛知県庁(右)。
　市役所は1933(昭8)年、県庁は1938(昭13)年完成で、どちらも近代建築の上部に城郭風の構造をもつ帝冠様式と呼ばれる建築様式。(戦後再建された)名古屋城天守閣よりも古いという貴重な文化財でもある。


　そしてこちらが名古屋城の天守閣。
　暗雲を背景に日差しがあたり、何だか風雲急を告げてるような絵柄に…。その屋根上には金のシャチホコが光り輝く。
　1612(慶長17)年までに完成した天守閣及び本丸御殿は国宝に指定されていたが、1945(昭20)年5月14日の名古屋空襲により焼失。
　現在の天主は1959(昭34)に再建された鉄筋コンクリート製のもの。焼失前の外観をほぼ忠実に再現しているのだが、近年外付けにてエレベーターが無かった石垣部分をバイパスする「近代的な外観」のエレベーターが追加され、若干外観が損なわれてしまった。
　バリアフリーも大切ですが、その外観に関してはもう少し配慮が欲しかったかも? 仕方が無いので柳の木で隠して撮影。(^｡^)
　現在は手前に建っていた本丸御殿の再建を計画中。

　
　本丸内の売店裏手に居たニャンコ達。

　天守閣に上る、博物館になっている館内には、石垣部分と最上部を除きエレベーターが設置されている。
　写真は最上部の展望台より撮影した、近年高層ビルが立ち並ぶ名古屋駅方面の眺め。



　
　名古屋城内に於ける軍ヲタ的見所(?)が、天守閣の北西に位置する通称「乃木倉庫」。
　乃木希典が名古屋鎮台に勤務していた時期と言われる明治初期に建てられた煉瓦造の倉庫(後年、煉瓦保全の為白亜塗りにされた)で、陸軍の弾薬庫として使用されていたそう。
　名古屋空襲の際に、本丸御殿の障壁画などは取り外されてこの中に保管されており焼失を免れたそうで、難を逃れた障壁画は後に重要文化財に指定されている。
　
　内堀の中で何故か鹿が飼育されている。