三岐鉄道三岐線 (1/17撮影)

　北勢線阿下喜駅より徒歩にて東藤原駅まで移動して、今度は三岐線のほうを撮影してきました。
　北勢線と三岐線は、その末端区間に於いて員弁川を挟んで概ね2～3km程の間隔で並行しており、阿下喜駅より最短距離なのは約2km弱の距離にある伊勢治田駅ですが、とりあえず入替の様子を撮影したかったので、敢えて3km程ある東藤原駅まで歩くことにしてみました。





(左)東藤原駅に到着すると、早速今回撮影したかった車両の一つ、昨年西武より移籍してきた751系(西武新101系)が撮影出来た。
　ちなみにこの写真は、敷地(線路)外の道路から撮影したものなので念のため。(画面左手の線路は、手前で途切れている。)
(中)入れ替わりに、元西武701系の801系がやってきた。
(右)東藤原駅構内で休んでいた、元秩父鉄道のデキ200。
　スノープロウを装着している。

　
(左)お目当ての構内入替作業が始まった。
(右)引き上げ線に貨車を押し込んだED45形を、踏切が開いた際に踏み切り道より撮影。
　この機関車の作業は一先ずこれで終わりだったらしく、この写真を撮影した直後にパンタグラフが下げられた。

　
(左)富田駅より貨物列車が到着。
　ED45形は基本中連で運用されるが、重連装活制御が可能なので機関士さんは一人のみ。
　運転台が多くの鉄道車両とは逆の右側についている。(その方が東藤原駅での構内入れ替えに便利だからだそう)
(右)入替(というか機回し)の為構内を移動するED45。
　背後の山は、三岐の貨物列車の積荷であるセメントの原材料(石灰石)を産出している藤原岳。

　　
(左)西藤原駅より元西武401系の101系がやってきた。
　電車が発着している間は、入替作業は一休み。
(中)推進運転にて積み込み線(画面右奥の塔が有る辺り)へ押し込む。
(右)積み込み線より機関車のみが戻ってきた。


(左)駅のホームで一休み。
　全部で9両が在籍するED45形だが、その来歴は様々で微妙に窓の大きさや車体形状など形態が異なって居おり、画面手前(富田方)に連結されているED451を含む一次車(ED451～453)は、やや丸みを帯びた車体形状などが特徴。
(中)ナンバープレートと社紋
(右)ED451は1953(昭28)年製の自社発注機。翌年の三岐線全線電化のために東洋電機(車体は東洋工機)にて製造された。


(左)伊勢治田駅へ移動。
　構内では元西武の電車(元西武451系=三岐601系)と元東武の電気機関車(ED5080形)が連結されて留置されていた。
(中・右)ED5080は2003年の東武鉄道貨物輸送廃止後に三岐鉄道が譲り受けたものの、以降目立った動きがなくずーっと保々工場に留置してあったのだが…。

　その横を新鋭751系が通過してゆく。
　751系導入と入れ替わりに601系が廃車になった。




　　
(左)近鉄富田駅へ移動。
(中)元西武の電車と近鉄電車が並ぶ
(右)すっかり日も暮れちゃいました


　当日お世話になった皆様ありがとうございました。