2010 F1日本GP その2(10/8撮影)

　この日午後のフリー走行は、スプーンコーナーへと移動して撮影しました。

　写真はF1の走行開始前にコースを巡回していったセーフティーカー。
　コースサイドに整列したマーシャルの皆さんにサムアップを返している。



…そうこうするうちに走行開始(^｡^;)

(左)ロータスのトゥルーリ
(中)レッドブルのベッテル
(右)フォースインディアのスーティル

　
(左)ルノーのクビサ
(右)レッドブルのウエーバー

　ここら辺りから、シャッタースピードを遅め(1/125程)にしたりしなかったり(^｡^;)して、流し撮りに挑戦しています。
　スプーンで撮りたかったのは、カーボン製のブレーキディスクがブレーキングの際に赤熱して光っている所。
　レギュレーションが替わったのか、今年のマシンは昨年のように無粋なホイールカバー(?)を付けていないので何とかなるかと思いきや、中々光っている所が見られませんでした。
　写真の、ヴァージン・レーシングのディ・グラッシのマシンは、前輪のブレーキが少し赤熱していますね。


(左)この週のロータスのトゥルーリのマシンは、前後のブレーキとも赤熱しています。(がタイミングが合わず、やや後ろ姿になった所のみ)
(中)ザウバーの小林可夢偉
(右)トロロッソのアルグエルスアリ


(左)マクラーレンのバトン
(中)フェラーリのアロンソ
(右)コース幅を一杯に使って攻める(?)メルセデスのシューマッハー

　午後のセッション終盤になると、コースの状態がよくなったり、ある程度セッティングが決まってきたりで、各車ともサイドにグリーンのラインが入ったソフトタイヤを履いてタイムアタックを始めたよう。
　なので、ブレーキディスクが赤熱する場面も多く見られるようになって来ました。丁度天候も曇って暗くなってきたので、有る意味好条件が揃ってきました。
　…とは言え、マシンのセッティングやドライバーの癖、それに若しかしたらホイールのデザインも関係して、どのマシンでもブレーキが赤熱しているところを撮れる訳では有りませんでした。
　で、写真のルノーのペトロフは派手にブレーキを赤熱させていた一人

　
(左)ウイリアムズのヒュルケンベルグ
(右)ロータスのコバライネン
　前後輪とも赤熱している所が撮れた。

　
(左)マクラーレンのハミルトンは、前輪のみ派手に赤熱している所が撮れた。
(右)ザウバーのハイドフェルドとマクラーレンのハミルトン


　この日のF1の走行は全て終了。
　慌てて帰ったことも無いので(バス乗り場の行列とか大変そうですしね)、シケインのスタンドまで移動してサポートレースの予選まで見てゆくことに。

(左)パドックの最終コーナー寄りにあるメディカルセンター前のヘリパッドに、EC135のドクターヘリ(中日本航空所属機)が待機していた。
(中)F3の下に位置する入門カテゴリー、フォーミュラーチャレンジ・ジャパン(FCJ)の予選。
(右)ポルシェカレラカップ・ジャパンの予選。
　夕暮れ時なのと曇天なのが重なって薄暗くなってきたので、ライトを点灯しての走行となり、30分ほどのセッションながら耐久レースを見ているような趣でした。

　戦い済んで日が暮れて…
　比較的観客が少ない金曜日とは言え、平日夕方のラッシュ時と重なり、サーキット周辺の道路は結構な渋滞になっているようでした。

　当日お世話になった皆様有り難うございました。


　当日の場内放送等にて、元ロータス代表のピーター・ウォー氏が10月4日に死去されていた旨案内が有りました。
　レーシングドライバーでも有ったウォー氏は、1963年完成したばかりの鈴鹿サーキットにて開催された第一回日本グランプリにてロータス23に乗り優勝しており、
　鈴鹿でのF1GP再開を祝して昨年4月に鈴鹿サーキットで開催された「F1キックオフ・パーティー」では、同型車のハンドルを握りデモ走行をされていました。(写真)

　また、同じ10月4日にはモータースポーツジャーナリストの西山平夫さんも死去されている旨同様に放送で案内されていました。

　謹んで御二方のご冥福をお祈り致します。