8/5の四日市港

　
　一ヶ月以上前に撮影した物でナンですが、今回は8/5に四日市港霞ヶ浦地区で実施された、護衛艦「さざなみ」の一般公開の模様をお送りします。






　近鉄霞ヶ浦駅より送迎のマイクロバスに揺られる事暫し、かつては海水浴場だったという霞ヶ浦沖合いの埋立地の一角に目指す「さざなみ」は接岸していた。
　護衛艦「さざなみ」は、阪神基地一般公開の際にも見学させてもらった艦だが、このときは不覚にも搭載ヘリの外観の写真を撮り忘れるという失策を犯したため、再度の出撃を敢行した物。
　決して、清水みなと祭りまで行くのがしんどかった…とか、霞ヶ浦なら次駅の冨田から分岐している三岐鉄道との撮影と掛け持ちできそうだから…だったとかではない! (^_^;)

　…と言う訳で、コレがその哨戒ヘリ、SH-60J。
　米海軍のSH-60Bがベースだが、搭載対潜機機等は海自の運用思想に基づき日本独自のものが使用されているそう。


　
(左)尾翼や及びメインローター固定の状況。
(右)MAD(磁気探知装置)のセンサー部分。使用時はワイヤーにて吊り下げる。
　四角い箱のような物はチャフ/フレアディスペンサ。

　
(左)尾輪付近。パイプ状のものは燃料投棄用かな?
　機体尾部に尾輪があるUH-60ブラックホーク等と違い、艦上運用時の取り回しを考慮し、機体センター寄りに尾輪がついている。
(右)着艦拘束装置(ベアトラップ)と、機体に装備されたFLIR(赤外線暗視装置)。
　SH-60Jのうち、比較的後期に生産された機体には不審船対策でFLIRやチャフ/フレアディスペンサ等が装備されている。
　
　
(左)機首付近の状況。
(右)機体左側面を見学客が途切れたスキに撮影。(^｡^)

　
(左)操縦席。
　ヘリの操縦はサイクリックコントロールスティック(操縦桿のようなもの)で前後左右の進行方向を、画面手前に写っているコレクティブピッチレバーで上下方向を、両足のラターペダルで旋回方向(機首の向き)をそれぞれ操作する。
(右)チャフ/フレアディスペンサ。
　共に対空ミサイルに対する防御に使用する装備で、チャフはレーダー誘導ミサイルに対応するため細かい金属片を散布し、フレアは赤外線誘導ミサイルに対応し火球(基本的には照明弾と同じもの)を放出することにより、それぞれ囮の目標を作り出す。

　
(左)「さざなみ」の格納庫。
　通常は1機、最大で2機の哨戒ヘリを搭載することが出来る。
(右)格納庫の一角に置かれていた消火作業用の耐火服。
　直ぐに着用するための工夫なのでしょうが、一体となっておかれているズボンとブーツの様子がなんだかかわいらしく見えたりして…(^｡^;)

　
　ブリッジも公開されていた。
(左)故有って(￣_￣|||)最近艦内でよく見かけるようになった注意書き。
(右)「さざなみ」は搭載機器に民生品を採用した最初の護衛艦だそう。

　艦首方向を望む。
　VLSや20mmCIWSへのカメラの取り付け状況にも注目。





　
　艦橋と20mmCIWS。
　20mmCIWSのメーカーレイセオンから送られたリース(?)。使われているのは20mm砲弾の模擬弾。
　自衛隊の場合、「実弾」は劣化ウランではなくタングステン製のものを使用しているそう。ちなみにお値段はタングステンのものの方が高いそう。

　
　127mm速射砲とその教練(模擬)弾。


　最後になりましたが、当日現地でお世話になった皆様有り難うございました。


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　特に、悪質パクりブログ「中華人民共和国萬歳」改め「JMSDF rie」を運営していた、支那人窃盗常習犯sunbinsiftに対しては強く抗議する。