鶴翼の要で その2(7/29撮影)

　昨日に引き続き、舞鶴地方隊展示訓練の模様です。







・自衛艦敬礼
　我が「はるな」を先頭とする受閲艦艇部隊は、「あぶくま」「みょうこう」「みねゆき」から成る観閲艦艇部隊とすれ違い、自衛艦敬礼を実施する。

　
　「みょうこう」と擦れ違う。艦橋トップには舞鶴地方総監らの姿が見える。

　「みょうこう」と擦れ違う「せんだい」。
　この後「はるな」と「せんだい」は受閲艦艇舞台の後尾に付き、見学者を乗せた5艦から成る体験航海部隊を形成した。



・潜水艦航行展示
　
　「はるしお」型潜水艦1隻が浮上及び航行の展示を実施した。


・ミサイル艇航行展示
　舞鶴に配備されている3隻の「はやぶさ」型ミサイル艇のうち、PG824「はやぶさ」とPG825「わかたか」及び、舞鶴海上保安部海保の高速特殊警備船PS202「はたか」が航行展示を実施した。
　舞鶴配備のもう一隻のミサイル艇PG828「うみたか」は、「ゆら」型輸送艦LSU4172「のと」とともに、若狭湾に設定された展示訓練実施海域の警戒を実施しているのが遠望出来た。


・空砲発射
　我が「はるな」は一旦隊列を離れ、他の「体験航海部隊」と並走しつつ5インチ砲の空砲発射を実施した。
　写真は有りませんけど、動画ファイルをご用意しました。
・1発目
・2発目

　その後「体験航海部隊」は180゜転舵。(舞台裏では色々とご苦労が有るのかも知れませんが)何気にこのような艦隊運動をこなす所に、.海自のれんどの高さが垣間見えたきがした。

　
(左)先頭を行くDE229「あぶくま」と「みょうこう」を挟んで3番艦のDD124「みねゆき」が重なった。
(右)我が「はるな」は、「せんだい」の後方に付けた。(体験航海部隊の最後尾)


・掃海艇航行展示
　掃海艇「ながしま」と「とびしま」が掃海具を曳き掃海作業の状況を展示しつつ、体験航海部隊とすれ違った。
　写真はMSC680「ながしま」。前部の銃座にも隊員がついているのに注目。



・高速航行、IRデコイ発射
　再び、舞鶴配備の海自と海保不審船キラーの競演。
　海自「はやぶさ」「わかたか」と海保「はたか」が、体験航海部隊を追い越すように高速航行及び旋回運動を披露した。

　
　我が「はるな」を追い越してゆく「はやぶさ」。
　続いて「わかたか」が追い越してゆく様子は動画でドウゾ。
　
　
　我が「はるな」を追い越してゆく「ほたか」。

　その後、海自と海保の3隻が共同して円を描く機動を披露した。





　海自「はやぶさ」「わかたか」は、IRデコイ(フレア)発射の展示を実施した。
　IRデコイとは、赤外線誘導のミサイルを回避する為に投射される偽の目標の事。




・飛行展示
　霧による視程不良の為、小松基地のF-15イーグルによる飛行展時はキャンセル、厚木基地のP-3Cによる飛行展示は2機実施の予定を1機に縮小して実施された。

　飛行展示のトップバッターは、SH-60J哨戒ヘリ×3機…だったが、先ほどのIRデコイより発生した「煙幕」によりこんな感じに…(^｡^;)




　

　続いてP-3Cオライオン哨戒機による展示飛行。
　F-15がキャンセルで唯一の固定翼機による飛行展示だったからか、派手な機動を披露してくれた。



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